NVDA 2015.2 より追加された Excelのセルのデータのはみ出し具合の説明
NVDA 2015.2 より、Excel使用時、データをセルに入力し、その後、矢印キーで内容を確認すると「クロップ」や「オーバーフロー」と読み上げることがあります。
そこで Excel のクロップとオーバーフローの読み上げについて調べてみました。
確認した環境は
Windows8.1で、Excel2013です。
まず、セルの幅や高さよりも、文字数の多いデータが入っているとします。
この場合、見た目では、セルの枠から入力した文字がはみ出しているように確認できます。
スクリーンリーダーによっては、このデータのはみ出し具合を説明してくれるものがありますが、 NVDA は 2015.2 より読み上げられるようになりました。
以下、具体例です。
まず、セルの書式設定がが左寄せで、右隣のセルが空の場合、右隣のセルまでテキストが表示されて、「オーバーフロー」と読み上げます。
次に、セルの書式設定が左寄せで、右隣のセルにもテキストが入っている場合、右隣のセルの内容が優先的に表示され、左寄せのセルのテキストの表示が途中までになります。この場合が「クロップ」です。
セルの書式設定が右寄せの場合、テキストは左隣のセル側にはみ出します。この場合は、左隣のセルが空でも、データが入っていても、「オーバーフロー」と読み上げました。
セルの書式設定でテキストを折り返すになっている場合、上寄せでは下側、下寄せでは上側へはみ出します。この
場合は、「オーバーフロー」や「クロップ」の通知はありません。
左右配置について中央寄せでは、右隣のセルにデータが入っている場合はクロップ、入っていない場合はオーバーフローになります。
テキストを折り返して上下配置の中央寄せでは、オーバーフローともクロップとも通知がありません。
以上、ご参考になりましたら幸いです。よろしくお願いいたします。