テーブルナビゲーションについて
今回は、NVDAによるテーブルコンテンツの読みこなし方を解説します。
テーブルとは、縦と横の列や行が格子状に並んだいわゆる「表」のことです。ウェブページでは、頻繁に用いられているケースが多いです。たとえば、番組表のようなものですね。ウェブページで効率的なナビゲーションをする上では、テーブルがあるかどうかの確認ができるようになること、テーブル内の操作法をマスターすることが必須といえます。
NVDAでは、このテーブルを効率的に読みこなすためのナビゲーション(操作)が予め搭載されています。
テーブル内では以下のキーコマンドが利用可能です。
(以下、キー、名称、説明の順に記載します)
1) T、現在開いているページで下方向にテーブルがある場合は、テーブルの上端にジャンプします。複数のテーブルが存在するときには、押すごとに、次々にジャンプします。ない場合は「テーブルがありません」のように通知します。
2) Shift+T、現在開いているページで上方向にテーブルがある場合は、テーブルの上端にジャンプします。複数のテーブルが存在するときには、押すごとに、次々にジャンプします。ない場合は「テーブルがありません」のように通知します。
3) Ctrl+Alt+左矢印、前の列に移動、 キャレットを同じ行内の前の列に移動します。
4) Ctrl+Alt+右矢印、次の列に移動、キャレットを同じ行内の次の列に移動します。
5) Ctrl+Alt+上矢印、前の行に移動、キャレットを同じ列内の前の行に移動します。
6) Ctrl+Alt+下矢印、次の行に移動、キャレットを同じ列内に留まったまま次の行に移動します。
サンプルのテーブルを用意しました。上記テーブルナビゲーションを使って試してください。
ここから表です。
| 好きな都道府県 | 場所 |
|---|---|
| 東京都 | 台東区浅草 |
| 東京都 | 港区六本木 |
| 東京都 | 八王子市 |
| 千葉県 | 四街道市 |
| 千葉県 | 南房総市 |
| 千葉県 | ディズニーランド | 京都府 | 金閣寺 |
| 名称 | デスクトップ用キー | ラップトップ用キー | タッチ | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 読み上げ停止 | コントロール | コントロール | 2本指タップ | 読み上げを停止します。 |
| 読み上げ一時停止 | Shift | Shift | なし | 読み上げを一時的に停止します。音声エンジンによっては、もう一度押すと停止した位置から読み上げを再開できるものもあります。 |
| 名称 | キー | 説明 |
|---|---|---|
| 日付と時刻の報告 | NVDA+F12 | 1回押すと時刻を報告し、2回押すと日付を報告します。 |
| 電源状態の報告 | NVDA+Shift+B | AC電源を使用中や充電の割合といったバッテリーの状態を報告します。 |
上記の表を確認できましたか…。
答えは
表1. 好きな場所
表2. NVDAのキー操作1
表3. NVDAのキー操作2
でした。
開いたウェブページにテーブルが含まれるかどうかは、慣れとこつが必要になりますが、まずは「ありそうだ」と感じたら [T] でテーブルの存在有無を確認するのがよいです。上記のサンプルの各テーブルに何行何列の表で構成されているかも把握できるようになるといいですよ。