Google ドキュメントのスクリーンリーダー機能を利用してみよう
Google ドキュメントは、Google が提供するワードプロセッサーアプリです。
このアプリは、ウェブブラウザーで操作します。
今回は、同じ Google が提供する、Chrome を利用して説明して行きます。
Google ドキュメントには、スクリーンリーダー機能が搭載されており独自のショートカットキーが用意されNVDA でも、操作を行うことが出来るようになっています。
今回は、点字サポートを有効または無効とを切り替える操作と書式の確認を行う操作を紹介しながら話を進めて行きます。
1 Google ドキュメントの新規文書作成画面を開く
三つの方法があります。
方法1 Chrome のブックマークのアプリ一覧から開く
① Chrome を開きます。
② F6キーを2回押して、ブックマークツールバーまで行きます。
アプリ ブックマーク ボタン アプリを表示と聞こえますのでそのまま Enter キーを押します。
③ 下矢印キーで、ドキュメントまで行きEnter キーをおします。
④ ブラウズモードの設定で、フォーカスの変化を追跡する自動フォーカスモードのチェックが外してある方は、NVDA + Space でフォーカスモードにしてからShift + Tab で、最近使用したテンプレートリストまで行きます。
⑤ 下矢印キーを1回押して、空白のセクションまで行きEnter キーを押します。
⑥ 「スクリーン リーダーのサポートが有効になっています。」とアナウンスがあります。
⑦ NVDA + Space で、フォーカスモードにします。
これで、新規文書を編集する画面になります。
方法2 アドレスバーにトップページを開くためのアドレスを入力して開く
① Chrome を開きます。
② アドレスバーに docs.google.com を入力しEnter キーを押します。
③ あとは、方法1と同様です。
方法3 アドレスバーに新規文書を開くためののアドレスを入力して開く
① Chrome を起動させます。
② アドレスバーに docs.new と入力しEnter キーを押します。
③ 「スクリーン リーダーのサポートが有効になっています。」とアナウンスがあります。
④ NVDA + Space で、フォーカスモードに切り替えます。
これで、新規文書を編集する画面になります。
2 点字サポート
点字サポートは、Ctrl + Alt + H で、有効と無効を切り替えます。
有効にすると、接続した点字ディスプレイで文書の閲覧と編集が出来るようになります。
そして、ブラウズモードでも、スクリーンリーダーで、文書の内容を確認出来ます。
点字サポートを有効の状態で、Google ドキュメントを閉じてから再び、文書を開くと、点字サポートが有効の状態で起動します。
点字サポートを無効にすると、NVDAの音声使用時にブラウズモードでは内容が確認が出来ず、フォーカスモードのみで、内容の確認と編集を行います。
最初の設定では、点字サポートは無効になっています。
なお、点字ディスプレイでは、操作不能となりますのでご注意下さい。
3 書式の確認
Google ドキュメントで、文書を編集中に現在の書式を確認する操作が用意されています。
ショートカットキーは、Ctrl + Alt + A F です。
Ctrl と Alt を押したままで、A 次に Fの順に押してから両手の指をキーボードから離します。
例えば、以下のように読み上げます。
標準テキスト フォント Arial 11 ポイント 太字 色: 黒 縦位置標準 中央揃え
上記のように、フォントの情報や段落の情報などをNVDA がアナウンスします。
4 実際に文書を編集して書式の確認をしてみよう
ここでは、実際に文書を作成し書式のフォーマットも交えながら説明して行きます。
① Google ドキュメントの新規文書を開きます。
② NVDA + Space で、フォーカスモードになっているか確認します。
③ 次の文書を入力します。
私の1日
散歩にて
今日は、天気が良く暖かかったので散歩に行ってきました。
公園の桜も満開でとてもきれいでした。
道端にもタンポポが咲き始めていました。
散歩の帰りにて
散歩をしたら、お腹が空いたので
帰る途中、コンビニへ寄って
お弁当を買って家に帰りました。
④ 「私の1日」を行選択し
Ctrl + B で、太字にしてから
Shift + Ctrl + E で、中央揃えを行います。
⑤ 「散歩にて」を行選択しCtrl + Alt + 1で、見出し1を付けます。
⑥ 「散歩の帰りにて」を行選択しCtrl + Alt + 2で、見出し2を付けます。
⑦ Ctrl + Alt + H で、点字サポートを有効にします。
そのとき、「点字サポートを有効にしました」とアナウンスがあります。
⑧ NVDA + Space で、ブラウズモードにします。
⑨ 上下矢印キーで、「私の1日」を探しそこから、 H キーを押して、「散歩にて」と「散歩の帰りにて」に見出しが付いていることを確認します。
⑩ 先ほど、設定した中央揃え、太字、見出しにカーソルを合わせてCtrl Alt + A F を押して書式の確認を行ってみて下さい。
⑪ 次にフォントの拡大・縮小を行ってみます。
Ctrl + A で、文書を全選択します。
そのあと、Shift + Ctrl + . でフォントを拡大します。
そのとき、「フォントサイズを 1 ポイント大きくしました。」とアナウンスがあります。
先ほどの書式確認の操作も行ってみて下さい。
次に、Shift + Ctrl + , を押してみます。
フォントが、1ポイント縮小します。
そのとき、「フォントサイズを 1 ポイント小さくしました。」とアナウンスがあります。
再び、書式確認の操作を行ってみて下さい。
5 ドキュメントの名前の変更について
以下のように操作を行います。
① ドキュメントを編集する状態でCtrl + Alt + .(ピリオド)を押します。
そのとき、メニューバー バナー ランドマークと聞こえます。
② Tab キーを2回押して名前の変更のエディットボックスまで行きます。
③ 最初はドキュメントの先頭の文書が入力されており、文字列が選択されている状態になっています。
ここに、文書に見合った名前を入力します。
④ Tab キーを3回押してドキュメントのステータス ドライブに保存しました. ボタンと聞こえる所まで行き、Enter キーーを押します。
⑤ 保存された旨のメッセージが表示されますのでEscape キーを押して、ドキュメントの編集画面に戻ります。
6 終わりに
文中に紹介しました、太字にする操作、中央ぞろえの操作、見出しの設定の操作
フォントサイズの変更の操作、文書の全選択の操作は、Google ドキュメントの一般的な操作ですので、晴眼の方でも利用出来ます。
Google ドキュメントは、自動保存されますので、そのまま、Alt + F4で閉じることが出来ます。
以下は、Google ドキュメントのショートカットキー一覧が掲載されている URL です。
一般的な操作とスクリーンリーダー操作の両方が紹介されています。